建学の精神
本学の建学の精神は、「敬、実、和」です。
敬とは、目上の方々を敬い、自分の行いを慎ましくすること。実とは、偽りがなく正直なこと、そして、実力をつけること、何事も真心をもって実行すること。和とは、穏やかな和らいだ心で人に接し、仲良くすることです。
こうした建学の精神に基づき、本学独自の教育理念として、「他者理解を通して自己理解と自己改革を行い、社会活動に積極的に参加しながら、生涯にわたる自己実現を行い得る人間性豊かな人材の育成」を掲げています。
この教育理念は、卒業生の多くが、乳幼児、障害者、高齢者など社会的弱者に関わる仕事に就くことと無関係ではありません。こうした人たちに接し理解しようとすると、結局は、教育者や介護者自身の行為を反省し、内省的に自己を見つめる作業を促し、それを通して新たな教育や介護方法などを生み出していくフィードバックシステムの形成を要求されるからです。